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高次脳機能障害を知る会

高次脳機能障害とは?

高次脳機能とは、動物としてのヒトがもつ本能(低次脳)以外の、「認識する」「判断する」「創造する」などの知的部分を司る機能です。脳の内部では「新皮質」といわれる部分に該当します。

脳外傷(高次脳機能障害)とは、交通事故による頭部外傷や、くも膜下出血などで脳に損傷を受け、記憶、注意力、情緒、行動、判断、言語などに機能障害が残ることを指します。

この障害の大きな特徴は以下の通りです:

こうした身体機能以外の後遺症により、学校への復学や社会復帰が困難な状況に置かれることが多く、ご家族にも大きな負担がかかっています。

主な症状

普通にできていた日常のことが、突然難しくなってしまうのがこの障害の苦しみです。

記憶障害 物事を覚えられない、新しい経験をすぐ忘れてしまう。
注意障害 すぐ飽きる、周囲の音や光に気が散る、複数のことを同時にできない。
社会的行動障害 感情制御ができない、暴言、暴力、依存的、幼稚化。頑固になり状況に適した行動ができない。
失語症・失認症・失行症 言葉が出ない、物を見ても何かわからない、歯磨きなど日常動作の順序がわからない。
地誌的障害・保続 地図を読めず迷子になる、同じ言葉を何度も繰り返してしまう。
理解の変容・その他 指示や状況を誤って思い込む。遂行機能障害や半側空間無視など。